2024年11月19日火曜日

議会改革の先進町に行ってきました

  11月19日(火)

 議会の広報広聴常任委委員会で、11月12日、議会改革の先進町開成町と寒川町へ行ってきました。

どんな取り組みをしているでしょうか。まずは、通年議会、台風の被害が大きく議会が開けなかったことから、開始したそうです。日曜議会、傍聴者が減少傾向にあったことや全国的に平成17年前後に夜間議会や日曜議会が始まったことから、平成17年度から第1回は12月から第2回アジサイ祭り、の開催に合わせて実施しました。令和4年度の6月定例会で初の無料託児所サービスが始まりました。開成町は普段も傍聴者が多いのに、日曜議会では最低でも19人、多くて100人程でした。すご過ぎます。


  2つ目は議会のICtT化、令和2年12月議会から議員一人1台のタブレット端末を持ち、会議資料もデジタル化始まっています。この時に、行政側と同時進行です。

3つ目は議会映像インターネット配信。令和3年6月から議会映像のライブ配信と録画配信スタート、町独自の取組として、一般質問の録画に字幕を入力し、配信。また、一般質問の町と後で20秒の言葉で自分の言葉で伝えます。これらは全国から40万回見られています。私たちの議会でも何ができるか、考えなければ。

4つ目は議会報告会、令和21年10月から毎年開催。令和5年1月、庁舎町民プラザで対面での議会報告会、意見交換会を再開しました。

令和5年10月29日から11月19日まで町内14地区で議会報告会、意見交換会、各地区の役員さんに煮と集めなど重荷になることは一切頼まず実施。1か所で4,5人から30人というばらつきがありました。でも、こんなに議員ががんばっているところは他にないかもしれません。

11月19日、本日は、県町村議長会表彰式・講演会がありました。講師は常滑市副市長

山田朝夫氏でした。流しの公務員「共創」の流儀 という題で、これまで取り組んでこられたお話は、私たち聞くものをグングン引き付けるお話でした。赤字の私立病院を回復、新病院に再生させたお話は最高でした。100人の市民会議を発足させ、行政の持つ情報の全面開示、住民が主体で会議を進めていくと、いい方向でいくのでしょうね。その陰には、この方のかじ取りがあったのです。

 

 

2024年11月13日水曜日

本町の脱炭素をどうする?

             11月11日(月)午後1時半より

 先週のある日、知り合いになった「ゼロカーボンシティ宣言」を求める陳情を提出した方と話をしていたら、町の環境課へ陳情が採択された時に、町の現状をもとに2030年、2050年までに、どういう方法で脱炭素化にしていくかの資料を渡していたそうです。それなら、今度環境課へ働きかけて、一緒にその資料を作成した先生に来てもらって話を聞こうとなりました。その日程が11日午後となりました。その先生とはエネルギー・環境領域 安全科学研究部門、持続可能システム評価研究遇グループ 主任研究員という肩書でした。先生と彼女は厚木市での取り組みですでに知り合いになっているようで、講師の方は若手の研究者という感じでした。気さくで、歌川 学博士(工学)所属は産総研でした。

 筑波から、全国どこでも声がかかれば飛んでいくという方でした。

 町内の年間電力消費をまかなう町内年間再エネ発電の可能性があるそうです。地域内での乱開発を防ぎ、地元が主体となって導入していくことで可能になる。設備投資が高いと言って何もせずにいたら、お金も損をする。地域で、冷蔵庫など更新時に優良省エネ設備機器に替え、再エネ転換することにより、二酸化炭素を2030年に60%以上削減、2050年にほぼ100%削減できる技術的可能性があるという。

 膨大な光熱費を半分に削減が可能に、設備投資が必要だが、元が取れる。断熱建築や省エネ工事を地域企業が受注すればお金が地域で循環する。地域にメリットあり。

 

 

 

 

 

 

 

2024年11月10日日曜日

三増区駅伝選手団の結団式

                11月11日(日)三増区選手団結団式

 

  来年 1月12日に駅伝があります。その駅伝の選手団結団式がありました。今年は選手は16名。20代の学生や青年、高校生や中学生が参加しています。挨拶でも触れましたが、振り返ってみると、中堅選手が自身の走りを磨きながら、若手育成に励んできてくれて、最近、逞しい選手団が構成されています。来年の駅伝が楽しみです。

 

2024年10月19日土曜日

教育民生常任委員会の有意義な視察

              10月19日(土)

 10月16日から18日まで、北関東地方の4か所の視察をしてきました。

①栃木県さくら市では、行政の施設以外に、住民の居住地のそばに、まちなか保健室の設置をしました。気軽に立ち寄り、自分の困りごとを相談できるということで、立ち寄る方が増えています。ただ、保健室改装の予算がつかなくて、薬局だったところの看板のままなど、改装したいとの思いを早く実現してほしいものです。

②千葉県の成田市では学校統廃合による学校施設の利活用について、官民両方の取組実践例を示していただきました。私たち議員はみな、ちょうど、平和8年3月末で廃園になる田代保育園のこと、また数年のうちに少数になる小学校のことを念頭において、説明を受けました。民間活力を生かした方策も魅力的でした。ところが、調整区域は地区計画を作成してからとなるなど、段階があります。

③埼玉県戸田市の不登校児童生徒施策について、教育長自ら説明をされまして、文科省の 直々の会議に参加され、文科省の進むべき方向をいの一番に取り込み、科学体に不登校児童生徒のデータ作成後、集団討議で分析、対応しているとのことでした。不登校の理由はみな違うため、その子にあった対応策が必要です。わが町では、児童生徒の状況が悪化してからの対応のため、遅すぎるのかもしれません。予兆を知り、早めに対応することが長引かせることなく、対応できます。


④群馬県大泉町では、町長自ら、熱く語って下さいました。外国籍児童生徒が20%の少し前から、町の工場で働く外国人の犯罪が起きるなどの問題があり、2021年に人権擁護条例を作り、誰もが差別がない町に作っていくことで、定住、永住化が促進され、安定してきたとのことでした。これは我町にも適用できそうです。

 

 

2024年10月13日日曜日

被団協がノーベル平和賞

  10月13日(日)

 昨日、10月12日の新聞報道は、日本被団協がノーベル平和賞を受賞したニュースが大きく出ました。被爆の実相を日本だけでなく世界で訴えてきて、核なき世界へ努力を してきたことが認められました。最高です。今度は、私たちも日本国が核兵器禁止条約の署名と批准を求める運動をさらに加速させていきたいです。

 

 昨日の午後2時から、秦野市の商工会議所会館で日本の農業を考えるシンポジウムに仲間を連れて行ってきました。秦野市には、だいぶ前に愛川農業の活性化を考える際に、農業者を育成する市民塾を行政と農協で連携して取り組んでいることに大きな示唆を受けたことを思い出していました。今も実施しているようです。

 農協の関係者や 農業者、消費者などがつどい、会場が満杯になりました。話す人は相模原市の酪農家、岡山大学名誉教授小松康信さん、元衆議院議員のさいとう和子さんの3人、共産党の県会議員木佐木さんの司会でした。日本の農業と国民の食料を守り未来を拓くうえで、日本共産党の政策がなくてはならないことを実感したシンポジウムでした。

 食料自給率が38%に落ち込み、政府はそれをさらに向上させようとは考えておらず、輸入に頼ればなんとかなる、それでだめならイモ植えて我慢をしろ、では、とても 任せられません。多目的役割を果たしている農業を西欧では所得補償して支えていること、それは家族農業で支えていること、コメ作りに現在自給10円しかならないこと等、農業が冷遇されていては、私たちの食料は守れないなど、様ざまなデータを示し、明確にしめされました。

 

2024年10月7日月曜日

小選挙区予定候補と共に街頭宣伝

             10月7日(月) 街頭宣伝

  国会が開かれ、首相に石破さんがなりました。その前の1か月の間、新聞、テレビなどのマスコミによって 連日、自民党の総裁選の様子、途中から立憲の方も代表選挙でした。本来の何が問題なのかが明確にならず、誰が総裁になるのかばかりが強調されました。

 総裁選の時には、石破さんは予算委員会を開いて、国民が選挙で判断する材料を提供したいといっていたのに、首相になった途端手のひら返しで、「9日解散、15日公示、27日総選挙」と打ち出しました。こんな約束を守らない自民党の首相では信頼できません。

 そこで、昨日は自分でハンドマイクをもって、あちこち訴えて歩きました。

 本日は、神奈川小選挙区14区の予定候補、中村圭さんが相模原からやってきてくれて、3人の議員団も一緒に、鈴木さんと私の選挙地域を、いくつか立ち止まって 街頭からの訴えを行いました。宣伝カーのアナウンサーは私が行いました。10時から午後1時まで行いました。

 70代の女性が自宅から出てきて、中村予定候補の演説の場所にみにきてくれました。直接あって話をするのは一番です。仲間にも話をしてくれそうです。

 お昼を食べて、3時ごろ、役場へ行きました。一つは春日台の公園、柳公園の柳の枝除去を要請しました。アンケートに書かれた要望でした。担当者は写真をみて、「これは相当長くなっていますね。公園の草刈りが終わったら、枝降ろしをやる」とのことでした。

 もう一つは、昨日、街頭宣伝で出会った知り合いの方からの要望でした。みのわ交差点の隣の交差点近く、道路の歩道まで樹木の枝が垂れ下がってきて、児童の歩行に影響があり、狭くなって傘がさせない、とのことでした。これは、農業委員会へ要望を届けました。この土地の隣は県の農地らしいので、境界を調べて対処するとのことでした。


 


 

  

 


2024年9月26日木曜日

清川村中学生の「平和について考える集い」に参加

            9月26日(木)9月議会終了

 昨日で、9月議会が終了しました。8月30日から昨日までやはり、9月議会は長かったです。一般質問からはじまり、次は令和5年度の教育民生常任委員会においての決算審査、最後は本会議で、討論と採決で終了でした。やはり疲れました。

     9月24日 清川村「平和について考える集い」に出席

 25日の前日、24日は清川村の恒久平和推進事業で村の中学生平和訪問として、広島市原爆死没者慰霊式並びに平和記念式 ひろしま子ども平和の集い」の報告会に行ってきました。一般質問の関係で事前に、ある方から清川中学生の広島訪問を教えていただき、電話で詳しいことをお聞きしたことで案内を受けたからです。

 清川村のせせらぎ館で行われた「平和について考える会」に出席させていただいて、わが町でもぜひ中学生の代表に行ってもらいたいと思ったものでした。                                  

 6人の報告者はおよそ100人ぐらいの参加者の前で堂々と報告をする姿は、立派なものでした。正面に移す映像の力はそれを十分補うものでした。

感想には、 広島は遠かった。けれど、言った価値がある。武力に頼らず、話し合いで解決する。平和の社会を作るという感想。

 特に、原爆と爆弾の違いについて調べ、その時の原爆の爆発力の威力や放射能の恐ろしさ、今はその650倍もの破壊力を持つという核兵器、アメリカやロシアが持つおびただしい数は地球を破壊尽くすもので、なくさなければならないことまで言及した中学生の思い、ほとんどの中学生は、どうすれば武力での争いを避けるために、話し合いが大切との認識に至ったことは、今、世界各地で戦争が行われている現実を直視せざるを得ませんでした。

 代表の中学生たちが今回の訪問で、願うだけでなく行動することを強調したことは、成果であったと思います。そして身近な今の学校生活の中でできることを考えるようにうながしていました。

  考える集いに出席させていただいて本当によかったと思います。清川村のみなさん、ありがとうございました。