2021年10月16日土曜日

82歳の方から戦争の話を聞く

      10月16日(土)

 今日は三増の方面を訪問。ある年配の女性から、戦争は絶対いけない、と話をはじめました。自分の父親は沖縄の激戦地で亡くなった。辺野古の海に新基地建設で遺骨が眠る砂を投入するなんてとても許せない、と怒っていました。そして、ある方から、運よく生き残って帰ってきた兵隊さんが翌年に沖縄の戦争体験を書いた書物や知り合いのおばあさんが炬燵でぽつりぽつりと語った問わず語りを記録した冊子を見せていただきました。大変貴重なものです。

 私はよく新聞で、戦争から帰った方の戦争体験を読むことがあるのですが、その方の話もむごいものでした。戦争とは何てひどいものか、思い描くだけで胸が苦しくなります。

2021年10月13日水曜日

いよいよ総選挙。政権交代の選挙です。

         衆議院議員の選挙が10月19日公示、31日投票で実施されます。岸田内閣が成立し、あっという間に選挙となりました。どんな内閣なのか、何をやろうとしているのか、議論が交わされないと見えてきません。それでもあえてやろうというのは、みせたくないからでしょう。

 私は、毎日議会の仕事がなければ、町民に野党連合政権を作って国民の命を守る政治に切り替えようと訴えています。菅内閣の時コロナ感染者が急増して、治療を受けることもできず、自宅療養でなくなる方が250人も出るなんてこんな政治を続けさせてはなりません。自民党政権は保健所を90年に850か所から472か所に減らしてしまった反省もなく、医者も減らしています。OECD諸国平均よりも日本は14万人も少ないとのことです。これでは助かる命を助けることもできません。保健所や医者を増やす予算を組み、感染症医療にしっかり取り組む予算を確保してほしいです。

 もう一つ、私がどうしても問題にしたいのは、気候危機の問題です。日本共産党は気候危機打開策として 、2030戦略を発表しました。日本では異常な豪雨、台風、猛暑、外国では森林火災、干ばつ、海面上昇などが現われていることは誰でも知っていますが、私たちの訴えが弱いと危機感が伝わっていないように感じています。

 国連IPCC「1.5度特別報告書」は2030年までに大気中への温室効果ガスの排出を2010年比で45%削減し、2050年までに実質ゼロを達成できないと、世界の平均気温の上昇を産業革命前に比して1.5度までに抑え込むことができないことを明らかにしました。

これは人類の危機です。これを打開する方針を持たない自民党政権は変えないといけません。共感してくださる方もいて力が入ります。ただ、関心がない方へどうやって訴えていくのか難しいです。