2020年10月16日金曜日

三増の塗装工場問題の進捗状況

10月16日(金) 三増の塗装工場問題について、6月24日の説明会で出された疑問、心配な点、それを明確な文書で7月3日、7月5日に地権者に対しての回答を三増区環境改善委員長が求めてきたのですが、一部の回答のみで一向に進まない状況でした。 そこで、改善委員長が地権者に対面で意見交換を求めて、7月9日に会談をしたようです。そこでは文書回答の説明をしないのは、近隣住民がいるからだと。6月10日の双方の挨拶態度と裏腹に、看板などの反対行為について、三増区を名誉棄損で訴える、決着がつくまで対話はしたくない、とのことでした。  そこで、三増区長や改善委員長らは7月16日に、町の法律相談で弁護士の見解を聞いています。 名誉棄損で訴えるというのは法的に根拠なし。看板は表現の自由で権利行使で問題なし。 今後も引き続き、回答を求め続ける。説明責任を果たさず稼働する場合は、行政に対応を求める。生活道路に規定を超えてのトラックの出入りの時は警察に通報し、指導してもらう。 その語、地権者との面談は何回かあったようです。
一方で、私のところにも地権者からメールで、看板を立てることを指示したのは私だということを県議の方から聞いていると。看板については、周辺の皆さんの意思表示でたてたのであり、私が指示するとかについては違うので返事はしませんでした。 10月2日、突然、お知らせですと、地権者からメールがきて、その後8日にも何度か来ました。環境調査をするので問題なしとなれば、住民の会と一緒に活動したあなたも責任が問われます。7月の環境調査は問題なし、として、憶測でのやり方は違法ですと。 今回の環境調査はデータを取り、虚言者は誰かを知るためで、恐れがない場合は裁判をして賠償を求める。 さらに、それを今やりますと。結果次第で同時に弁護士のもと、諸賠償を請求する。応じない場合は告訴する準備が整っている。 私は今度は告訴だとか、賠償を求めるとか、言ってきたので、そんな脅しは通用しません。健康を害する恐れあるので、それを証明するのはあなた方の責任だと主張しました。 私を脅しても効果がないとみたのか、今度は住民を脅そうとしたようです。 10月8日付で地権者より、工場の周辺のお宅の郵便受けに「作業所の今後についてのお知らせ」と題した文書が入っていました。
作業所の開設について、「近隣住民の会」の皆様には2点の問題点を看板にして掲げられていられます。 「塗装工場新設反対」「環境破壊反対」の看板です。 「塗装工場新設反対」に関しては完全な虚言です。「環境破壊反対」の看板も虚言に近いと思われます。 その根拠は何点もありますが、その中でも最も信頼できることはこの作業所に環境調査をしたときの調査員の話です。 因みにこの調査は作業所細部に渡る造り、塗料、作業人数、作業量、ダクトの能力、水の処理、工具等々に加え、作業者との口答も含む調査でした。 そして最後にこの調査員から「環境破壊は考えられません」との言葉がありました。 このようなことでも一向に収束の方向が見出せません。 活力のある三増を夢見て環境は基より、この場が住みよいところとなるように敷地や作業所の修繕を行ってきました。にもかかわらずこのような問題とし、私も悪人のような扱いさえされました。 近隣住民の会が問題としてから3か月以上が過ぎ去りました。 はっきりとした根拠のない看板まで立てての活動は正しい方法なのでしょうか。 作業所を見ていただいた方々からは環境に対する充実した設備と気配りで「環境破壊などありえない」という声がたくさん聞こえるようになりました。 しかし、これらは憶測でしかありません。 そこで今月初旬に環境調査を県推奨会社の日本環境調査センターと打ち合わせを行います。 11月にはこの作業所の環境における確かなデータを得ます。 これにより「環境破壊の恐れあり」との結論の場合はこの作業所の管理会社ワイ・ジー・プランニングに速やかなる環境改善への実施を求めます。 しかし「環境破壊の恐れなし」との結論の場合には「近隣住民の会」の皆様には看板の取り外しや三増区への謝罪はもとより環境調査代金、その他数々の賠償を弁護士と相談の上請求をします。 また、請求が速やかに遂行されない場合は管理会社、地権者及び多くの地域住民を騙し、不安に陥れ、風評被害までも起こしたことにより「近隣住民の会」を告訴します。 住民にうそを言っているのは誰なのか、他に不誠実なのは誰なのか。 その責任を裁判により真実を裁判によって問います。 この裁判により真実が明らかにされることを望んでいます。 尚、この裁判のため、ボイスレコーダーの記録、取り交わした原稿等をすでに整理し、いつでも提出ができるよう準備が整っていることをお知らせします。 との文章でした。 これを見たある住民の方が3日間、体調を崩し、外に出られなかったと聞きました。 私も、この話を聞いて、黙ってはいられなくなりました。こんなに住民を苦しめる地権者への憤りが湧いてきました。 もっと、恐ろしいのは、この手紙の投函をする前日あたりに、畑にいた地権者が近所の住民に、「これから面白いことが起きる」との謎めいた言葉をかけていたそうです。