2023年3月12日日曜日

三増区の「ハザードマップ」を使っての図上訓練

            3月12日(日)

 午後1時から、三増区でハザードマップを使って図上訓練を行いました。三増区役員、消防団代表、防災士、民生委員、育成会代表、志田山ホーム代表、先日総勢30人弱の参加でした。講師は危機管理室の防災監、職員の2人で、最初30分程度の説明後、愛川町の巨大な地図にラップを載せ、公共移設や避難所、広場などに色別にシールを貼りだしました。

 そこへ、大雨毎時50ミリの豪雨の中という災害時、その中で要配慮者を避難所へお連れする途中にハザードマップの危険個所のところが土砂崩れが道路半分を埋める程度の災害に見舞われたと仮定した時、児童館まで行けなくなり、高台の三増公園陸上競技場の施設へ向かうことが最善となりました。

 その間、消防団の動き、児童館のカギを所持している区長の判断で児童館の開錠、また、民生委員の意見、三増区の3人の防災士の助言等、いろんな立場の人による主張に耳を傾け、最善の方法を見つけていきました。こういう具体的な災害を想定しての訓練は初めてだったので、とても貴重な経験になりました。

 終了前に、志田さんホームの理事長さんのお話がありました。ホームの裏手が急傾斜地災害危険区域でのり面の対策が施されたとのことでした。それと、先日の大雪の際、停電になり、夕食前でエレベーターが使用できず、車いすの50人を4人がかりで運び、常用発電機を使用したが、停電の時間が長かったら切れてしまう恐れがありました。また、酸素ボンベを使用している方のために、帰宅する予定だった看護師さんが点灯するまで残ってくれたことで安心が保たれました。ホームに従事する方々の全力で支えたのでした。議員として何ができるか、考えないといけないと思いました。