10月19日(土)
10月16日から18日まで、北関東地方の4か所の視察をしてきました。
①栃木県さくら市では、行政の施設以外に、住民の居住地のそばに、まちなか保健室の設置をしました。気軽に立ち寄り、自分の困りごとを相談できるということで、立ち寄る方が増えています。ただ、保健室改装の予算がつかなくて、薬局だったところの看板のままなど、改装したいとの思いを早く実現してほしいものです。②千葉県の成田市では学校統廃合による学校施設の利活用について、官民両方の取組実践例を示していただきました。私たち議員はみな、ちょうど、平和8年3月末で廃園になる田代保育園のこと、また数年のうちに少数になる小学校のことを念頭において、説明を受けました。民間活力を生かした方策も魅力的でした。ところが、調整区域は地区計画を作成してからとなるなど、段階があります。
③埼玉県戸田市の不登校児童生徒施策について、教育長自ら説明をされまして、文科省の 直々の会議に参加され、文科省の進むべき方向をいの一番に取り込み、科学体に不登校児童生徒のデータ作成後、集団討議で分析、対応しているとのことでした。不登校の理由はみな違うため、その子にあった対応策が必要です。わが町では、児童生徒の状況が悪化してからの対応のため、遅すぎるのかもしれません。予兆を知り、早めに対応することが長引かせることなく、対応できます。
④群馬県大泉町では、町長自ら、熱く語って下さいました。外国籍児童生徒が20%の少し前から、町の工場で働く外国人の犯罪が起きるなどの問題があり、2021年に人権擁護条例を作り、誰もが差別がない町に作っていくことで、定住、永住化が促進され、安定してきたとのことでした。これは我町にも適用できそうです。