2024年10月13日日曜日

被団協がノーベル平和賞

  10月13日(日)

 昨日、10月12日の新聞報道は、日本被団協がノーベル平和賞を受賞したニュースが大きく出ました。被爆の実相を日本だけでなく世界で訴えてきて、核なき世界へ努力を してきたことが認められました。最高です。今度は、私たちも日本国が核兵器禁止条約の署名と批准を求める運動をさらに加速させていきたいです。

 

 昨日の午後2時から、秦野市の商工会議所会館で日本の農業を考えるシンポジウムに仲間を連れて行ってきました。秦野市には、だいぶ前に愛川農業の活性化を考える際に、農業者を育成する市民塾を行政と農協で連携して取り組んでいることに大きな示唆を受けたことを思い出していました。今も実施しているようです。

 農協の関係者や 農業者、消費者などがつどい、会場が満杯になりました。話す人は相模原市の酪農家、岡山大学名誉教授小松康信さん、元衆議院議員のさいとう和子さんの3人、共産党の県会議員木佐木さんの司会でした。日本の農業と国民の食料を守り未来を拓くうえで、日本共産党の政策がなくてはならないことを実感したシンポジウムでした。

 食料自給率が38%に落ち込み、政府はそれをさらに向上させようとは考えておらず、輸入に頼ればなんとかなる、それでだめならイモ植えて我慢をしろ、では、とても 任せられません。多目的役割を果たしている農業を西欧では所得補償して支えていること、それは家族農業で支えていること、コメ作りに現在自給10円しかならないこと等、農業が冷遇されていては、私たちの食料は守れないなど、様ざまなデータを示し、明確にしめされました。