2月27日(木)
「かなちゃん手形 」の制度変更に関わる要望書を神奈中本社へ提出
最近、神奈中のバス割引乗車券「かなちゃん手形」が来年度からものすごく高くなるとのことで、話題になっていました。 日本共産党県央議員団を代表して厚木・愛川と平塚の議員4人とあさか由香予定候補とで、平塚の本社で23日、申し入れを行いました。
今年、3月から69歳以上を対象に販売する「かなちゃん手形」 がIC化されることに伴い、1年券が10,800円から54,000円に引き上げられることになります。
神奈中側は決して値上げをしたわけではないと説明。なかちゃん手形を申し込むときに、週に何回くらい使用するか、というアンケートをとっていて、その中で一番多かったのが、「週に4~5回」だった、週4.5回利用したとすると、月18回乗車するとその都度、往復に200円を払うので、年間では43,200円となる、10,800円と43,2000円を合わせると、54,000円、つまり年間の負担額は変わらない。逆に「今までより安くなる」と喜ぶ声もきいている、との説明でした。今、バス会社は運転手不足が深刻で、大手のバス会社8割が運賃のキャッシュレス化になっているそうだ。
現金の受け渡しや運賃箱の管理などが運転手の負担になっていら様子。紛失した場合は払い戻しをするとしているため、助成をしている自治体としては、税金が個人の資産になる可能性もあり、非常に難しい判断に迫られることになります。
県央議員団は、① SuicaやPASMOを使ってのIC化であり、1乗車ごとの100円をICカードから引き落とす方法も検討してほしいこと、 ② 完全なIC化まであと1年間あるので、高齢者の声をもっと聴いて、真に高齢者の足の確保、社会参加を促すものとなるよう検討してほしいと要望しました。私は、50,400円にも なるなら、買う人はいるのだろうか、また週に4,5回も乗る人が一番多いというのは本当なのか、と疑問に思います。
愛川町でも、アンケートをとってみたいと思います。
今後、町ではどのような対応をするのだろか。助成はできなくなるのではないだろうか。