2019年3月21日木曜日

輝け9条 講演と音楽のつどい

   3月20日(水)厚木九条の会13周年記念
     輝け9条 講演と音楽のつどい
 
 午前中が卒業式でゆったりした気持ちでした。午後には、厚木市文化会館へ講演とハーモニカの演奏を聴きたくて出かけました。
 ハーモニカの演奏、久しぶりでしたが、心が穏やかになります。

 講演は早稲田大学教授の水島 朝穂さん。耳慣れないお名前でしたが、< 憲法改正の3つの作法、「改憲論戯」から離脱を>というテーマで、相当早口で言葉が弾丸のように飛び出します。

 まず、憲法について私たちは国民が守るものと教えられてきたが、それは間違いで、守るべきなのは(憲法99条にあるが)公務員だということ。憲法は権力者を縛り、制限する規範だということ。改憲か護憲かを言う前に、そもそも憲法とはいかなるものかについての理解を深めることこそが、実は憲法を守ることにつながる、との主張でした。
 これは、以前から檻の中のライオンなどという言い方で言われてきましたが、私たちは頭の切り替えをしていかないといけませんね。
 権力者はいつも、考えることは同じ、三権分立の司法、裁判所を支配下におく。メディアがじゃまなのでつぶすか、いうことを聞かせるようにする。教育を支配する。安倍首相もこの3つを支配下に置こうとしている。人事権を掌握し、自分のいうことを聞く人間を据える。
 今、私たちはこういう状況に置かれていることを自覚して、対話していくことだろう。