2013年1月28日月曜日

「安全な食を考える会」新年会


 1月24日(木)、お昼から「安全な食を考える会」の新年会があり、参加してきました。
午前中から準備してくれた方々のおかげで、おいしい食事をいただくことができました。
 一言ずつ今年の野菜作りなどの計画を出し合いました。
私は、昨年小麦がたくさんできたのですが、今年はいい種がなく芽がでてきていないこと。
春はじゃがいも、さやえんどう、いんげんなどをつくるつもりです。
 野菜作りの話とともに、正月に読んだ「学校給食通信」の会報誌で、大変な衝撃を受けたことを話しました。
 書いた人は雨宮正子さんという人で、以前「学校給食」の勉強会で講師としてきていただいた方です。


 「原爆被爆者の夫を67年間白血病にさせなかった食生活」という題。
 昨年87歳で亡くなったご主人は、肺炎でした。ご主人は19歳で入隊し広島で被ばくした
遺体を収容する仕事に従事して、大量に被爆。結婚後、髪の毛がぬけたり、高熱が出たりするなかで被ばくをしり、医学書で「人間の細胞は60兆個もある。傷ついた細胞の修復には食生活で改善できる、10年はかかるけれど全部修復できる」ことを知り、食生活で夫の体を治していこうと決意。食物の専門を勉強するなかで、優れた唾液は発がん物質も死滅させることがわかりました。優れた唾液をつくるには食の科学を正しくつかみ調理し、食事をつくることでした。
 免疫力をあげ細胞を回復させるにはまず酵素が必要で、素材からの手作りに徹したこと。味噌、梅干し、糠みそなどは手作り。無農薬の季節の野菜などで夫の食事と弁当をつくってきました。これらは日本の伝統的な食事で、このおかげで夫の体は白血病にもならず、元気に生き抜くことができたというのです。
 日本は福島原発で放射能の影響を受ける人が多くなり、特に子どもの体にはこのような食事が必要だと思いました。諏訪部会長も自ら農薬で体を壊し、食事に気をつけてきたという人で、元気で今年91歳を迎えられるのもそのおかげだと言います。 いかに、食事は大切か、しっかり考えなければいけないですね。