2023年6月14日水曜日

6月議会の最終日

          6月14日(水)6月議会最終日

 6月議会は、今日で最終日。本日は当初から一般会計補正予算の質疑。私は井上議員に続いて2項目の質疑でした。国からの物価高騰対策のための臨時交付金の使いみちを補正予算で提案されたので、その中身を質疑しました。1項目目は介護度1以上の人で在宅介護の方1000世帯へ1世帯に1万円支援します。施設入所の方532人は対象外です。

 その次の養鶏、養豚、酪農の事業者への支援ですが、、輸入の配合飼料や粗飼料の高騰に頭を抱えていることでしょうか。町でも精一杯のことをやっています。もちろん、県や国でも財政力に応じて支援しているはず。しかし、飼料の値上がりには本当に驚きました。1トン当たり2千円が、3万7千円、また翌年には4万8千と値上がり、それが年間、数十トン、数千トンと 規模の大きさにより、10数億、数億との単位になるのですから、大変です。今後は、全国的にも、町でも飼料の自給を進めていかなければならないと思います。終了するとその後は提案に対する議案への採決。

 陳情に対しても、総務建設常任委員会での陳情に対しては、委員長報告は趣旨了承、私は原案に対して賛成討論を行いました。

 議会が終了すると、議員のみ全員協議会、その後、広報広聴常任委員会、その後、議会運営委員会と続き、だいぶ疲れました。終了すると4時になるところでした。

 

帰ろうとしたところ、道路課長から呼び止められ、昨日の要請に対しての回答がありました。

 私道内での縁石を削るのは、所有者とのこと、その際も町へ届け出が必要なこと、道路そばに立つ樹木伐採のお願いをするのは、通行する際の枝の高ささがじゃまになる程度の高さであることの条件があります。また、振動のひどさに対しても、改修して2年経つと激しい振動が起きるというが、2年ごとに上の舗装をはいで布設替えをすることになるのでは、予算がいくらあっても足りない。困ったものです。 

2023年6月13日火曜日

陳情審査のための資料読み込み

        6月13日(火)

 この間を振り返ると、6月5日は一般質問、この日は3人ですが、昨日と合わせると9人、議員15人のうち(すでに1人は3月議会末で辞職)正副議長と監査は慣例で一般質問等はやらないことになっていますので、実質やれる人は12人となります。

 あとは、陳情審査を8日9日で行っています。その前に、私はどんな内容なのかを事前に学習します。その資料に、2年前に同じところから出された陳情の議事録を見ることにしました。私はその時は教育民生常任委員会だったため出席していませんでした。

 その中で、財政課長から陳情者からの資料を元にレクチャーをしてもらったのでした。私はその内容を読むとよくわかりました。

 地方は今、急激な少子高齢化を迎え、それに対応する施策が求められるが、財源がない。そのため、地方交付税の法定税率引き上げを求めている。その根拠は、国と地方の住民福祉などの仕事の割合は国は4割なのに財源は6割を占め、逆転しているためである。

しかし、国と地方での借金は大変多く、国は地方の5倍程度で990兆円(今は1000兆円超)一方、OECD諸国を見ると、平均で国は地方の11倍であり、日本はけた違いに国も地方も多額の借金をかかえていることが分かる。

 国は経済再生なくして、財政健全化なしとして、積極的に財政出動をし続けている。今後は国と地方が歩調を合わせて歳出改革、あたは新たな財源の確保とか、適切な財源の配分をする必要がある。

  ここまでがざっと読んだ資料によるものです。

 私は6月8日、日刊紙赤旗で、金子勝さんのインタビュー記事を読みました。5年間で43兆円もの軍事費を払う、軍拡財源法を決めるが、それは安倍政権の時にトランプ大統領に約束した、米国製兵器の爆買いで、軍事費の後年度負担が23年度は10.7兆円に膨れ上がるため、それを返済するためのものだということが分かりました。

 ことの深刻さは、軍事費を国債に依存すれば国を破滅に導くとの戦前の反省から、後年度負担や予備費は「単年度予算主義」から外れており、国会の監視ができなくなるため、その原則を復活させることが必要だと。

 さらにどうしたら打開できるか。防衛力強化のために10兆円もの軍事費を払う余裕はあるか。社会保障費削減や増税は避けられず、国民の暮らしを破壊する。では、産業や経済を立て直すには人への投資が必要だ。教育や基礎研究への予算の抜本的増加。最低賃金の引き上げに必要な中小企業支援が必要と。軍事ではなく、格差是正や経済のリスクを減らすべきとの主張をしています。

 日本共産党が主張する格差是正や経済を良くすることの政策はすでに発表しています。日本共産党の主張の真っ当さを感じ、すっきりしました。

  

2023年6月2日金曜日

6月議会が1日始まる

    6月2日(金)

     6月1日から6月議会が始まる

 昨日から、6月議会が始まりました。今回、これまでもありましたが、通常の一般質問の他に、政府が3月28日、物価高騰対策へ1.2兆円規模の支出を閣議決定したことから、町にも国庫補助金として6月議会に2億1631万円が補正予算として提案されました。

 私たち日本共産党議員団は、4月20日、物価高騰から町民の暮らしと営業を守る緊急要望書を町長へ提出していました。町長は交付金の活用は町としても支援策を各担当課に指示を出しており、効果的な内容を検討中です」と応えていました。

 5日月曜日と6日火曜日は一般質問、8日、9日は常任委員会、最終日は14日です。