2013年2月26日火曜日

小出裕章講演会



 2月23日(土)夜厚木市文化会館大ホールで、小出裕章氏の講演会がありました。
主催はあつぎ環境市民の会で、座席が参加者でぎっしり埋まり、さすが反原発の理論的支柱の方なんでしょうね。「美しいふるさとを子供たちへ 今、私たちに何ができるか」という題でお話いただきました。
 福島原発事故はその周辺の地域の問題ではなく、福島県の東半分を中心にして、宮城県と茨城県の南部・北部、さらに栃木県、群馬県の北半分、千葉県の北部、岩手県、新潟県、埼玉県と東京都の一部地域が、放射線管理区域にしなければならない汚染を受けたと言っています。

 こんなに恐ろしい事態を招いた東電や原発を進めた自民党政府の責任を取らせることは大事ですが、一人の大人として、責任のない子どもたちへは何としても被爆させないように、また1次産業を守ることを強調されました。 つい最近、福島の二本松から中学の同窓会の知らせがありました。なかなか故郷へ出かけて
いけなかった私ですが、今度はしっかり現実を見て聞いてこようと思います。

























2月24日(日)この日は朝から、上三増町内会の親睦旅行で出かけました。イチゴ狩りなど
たっぷり楽しんできました。

2013年2月20日水曜日

愛川町共産党の後援会総会


2月17日(日)共産党後援会総会
2月17日(日)は愛川の共産党後援会総会でした。毎年、しっかり開いてきていることはたいしたものです。昨年度の活動報告と新年度の活動計画を報告し、承認されました。
 ちょうど今年7月に参議院選挙があるので、はたの君枝さんにもきていただいてご挨拶。
その後、記念講演として、岡村弁護士に「アベノミクスで私たちの生活はよくなるか?」。
これまでやって失敗した方策をまたやってよくなるわけないですね。
 その後、マルエツ前でいつもの街頭宣伝を行いました。ちょっと寒さが感じられる時間で、おまけに弁士が2人でしたので、30分ほどで終了しました。向かいのお店を利用する人や通行中の車の中で、声援を送ってくれる人がいました。


2月18日(月)午前 新日本婦人の会の例会
 午前は新日本婦人の会の例会。26日から開かれる中津公民館まつりの出展準備について話し合いをしました。原爆展と食の安全についての展示です。
 原爆展の写真は相模原の平和委員会よりお借りしました。食の安全に関しては、私たちは日々、放射能や農薬、添加物など体によくないものを体に取り込んでしまっている現状ですが、少しでも外に出していくことが必要です。そのための対処法や普段の食生活などを知らせていこうと思います。
 それと食の問題で、アメリカからの輸入食品を普段食べていることから、アメリカ大手食品業界の内情の映画「フード・コート」のDVDをパソコンで流します。
 3月3日(日)の午前と午後1回ずつ行いますので、関心のある方は図書室に来てください。


 午後からは清川村で町村議会議員研修会がありました。新エネルギーに関してが中心でした。
講師は元NHKの人らしくソフトな語り口で、環境ジャーナリスト 石澤 清史 氏でした。でも、国家意識やTPP問題など違和感がありました。世界中で国家意識の持たない国民はいないのに、我が国はどうしたとの言い方ですが、私は日本を愛せよと強制されて愛するものではないと思うのです。
 自然に愛する気持ちが出てくるものでしょう。それに、日本は戦後直後に、戦争の反省をしっかりやってこなかったために、今でも戦争前の考えを引きずって政治を行ってきたことが原因ではないかと思いますよ。



2013年2月16日土曜日

議会議員研修会


2月14日(木)午後2時より、町の会議室で議員研修会がありました。今回ほど、実に今わが議会が直面している問題に答えた,時機にかなった学習の場でした。
 題は、「議会改革の次のステップ~議会基本条例制定後の課題について」、講師は法政大学法学部教授・法学部長 廣瀬 克哉氏でした。

 1昨年6月に愛川町議会で制定した議会基本条例に従って、「議会意見交換会」を昨年3回実施してきましが、あまり参加者は多くなく、今年も実施するのですが、心配がありました。
 議会活動を知ってもらったり、住民のみなさんから意見をいただく機会はあるが、それを実現させることが十分でなかったのですが、議会基本条例ができたので、議会自身が積極的にやろうという意思があればできるのです。たとえば、公聴会の開催、参考人の招致、請願・陳情を受けて、住民と意見交換しながら政策形成 などはもともとあったのですが、法改正があって、さらに豊富になりました。 でも、ほとんど活用してこなかったのです。
 参考人招致は私が議員になる前、小学校給食の民営化を心配する住民で会を立ち上げ、反対の署名を集め、議会に陳情した際、常任委員会に呼ばれ、発言をしたことがあります。
 通年議会や専門的知見の活用、請願者による意見陳述、委員会の出前開催と住民との意見交換、議会による事業仕分け、議会による政策評価など。
 今後、議会意見交換会を充実させるために、地区ごとの懸案や問題になっていることなどを取り上げて住民同士でも意見交換ができるようにしたらどうかという提起には納得しました。
 それと、講師の話に質問はないかと投げかけてもなかなか出ないのは、提起の仕方がよくないらしい。
「今の話で何か分かりにくかったことや聞き洩らしたことはありませんか」と投げかければ、自然と手が挙がる
そうです。さすがです。

2013年2月14日木曜日

ボランティアのつどい、事業仕分


 2月9日(土)午前中は町の福祉センターでボランティアのつどいがありました。ボランティアに関わる人・関心がある人が大勢いることは頼もしいことです。特に今回、退職した後の人生を地域貢献や生きがいを求めて活動している男性だけのボランティア団体「あシボ」さんが日頃活動している車いすの点検修理を被災地域の石巻のほうへ出かけて、実践された体験の発表はすばらしいものでした。塩水につかった車いすはさびていて、修理が困難で、部品の取り換えなど大変手間暇のかかる取り組みでしたが、被災地の方には大変喜ばれる活動でした。さらに、被災地の状況の報告があり、がれきは片付いたが、いまだ更地のままの現場は胸を締め付けるものがありました。被災地を忘れないでほしいという思いをどんな形でも答えていかなければと思いました。

























 発表が12時を回り、いつ、伊勢原市のある会派の事業仕分の様子を見に行こうかと思案して、ようやく終わり、会場を出ると、今度は味彩会の方々の混ぜご飯の試食に呼ばれ、喜んで試食しました。ごぼう、人参、ツナなどをつかって簡単にできるといいいます。おいしかったですよ。うちに帰ってさっそく作ったら家族に好評でした。
 
 
  伊勢原市議会の会派「創政会」と「構想日本」との事業仕分
 
 伊勢原市のシティープラザに着いたのが、1時半を過ぎ、途中だったので、事業の中身がわからないところもありました。短時間でいろんな角度から行政側に質問をして、問題点を明らかにし、評価をする、ということではちょっと難しいような気がしました。日頃から議員が関心を持って考えていることでしたら、いいのでしょうが。
 

国民健康保険運営協議会


2月14日(木)午前9時半より
2月14日(木)午前中は国民健康保険運営協議会でした。委員は被保険者代表3人、保険医3人、公益代表として3人の議員で構成されます。3月議会の前に実施、国保特別会計予算案、第2期特定健康診査等実施計画についての説明、それぞれ質疑を行いました。今回、国庫支出金が多かったこともあり、値上げをせずに済んだので、採決には賛成をしました。いつもながら、愛川町では医療費が増え、それに見合った保険料の設定をせずに、低額の保険税にするために、法定の減免のほかに法定外の一般会計から繰り入れをして赤字を穴埋めしていることはありがたいと思います。皆保険制度を維持することになります。



2013年2月8日金曜日

鳥獣被害の農家にこそ聞いてもらいたい話


  冷たい風にも負けず署名行動
2月8日(金)午前中は民主商工会の婦人部のみなさんと、所得税法56条廃止を求める意見書を国に出してほしいという請願署名を訪問して書いてもらう活動でした。今日は午前中でもとても風が冷たく、途中で引き返したくなるほどでした。それでも快く書いていただき感激。


  大山丹沢山系鳥獣問題市町村議員連絡協議会の研修会に参加
 午後1時に福祉センターに集合してマイクロバスに乗車。伊勢原市民文化会館で丹沢山系鳥獣問題等市町村議員連絡協議会の研修がありました。毎年参加していますが、今回の講師は鳥獣の特性を実験で見極めたうえでの対策の提案なので、実に説得力がありました。
 その前に、伊勢原市のミカン農家の方の長年にわたる野生動物との闘いを話してくださいました。


 「野生動物から田畑を守る、鳥獣対策のための意識改革」と題して、埼玉県農林総合研究センター
  鳥獣防除担当の古谷益朗さんが講演。

 地域で勉強し、共通認識を持って対策を実施すべき。一人ではだめですね。相手を知ること。えさ場を作らない。隠れ場所を作らない。人は怖いものと認識させる。追い払いは繰り返し行う。進入経路に有効な柵を設置。相手が本当に嫌がることを考える。対策として、やはり電気さくは有効ですね。収穫前に設置し、終わったらすぐ取り外す。イノシシは地上20センチ以上の柵になると、下に潜り込むのです。
 以前、うちの畑でも、収穫寸前のサツマイモを全部やられました。鍬でさくったように見事でした。栗林にも栗を食べに来て、畑はブルト―ザーで掘られたように大きな穴が開けられました。あの鼻で穴をあけるそうです。 よく穴をあけるのはミミズを食べるためということを聞いていましたが、実は草や木の根っこを食べるためですって。驚きです。