2022年10月4日火曜日

今後12年間の総合計画案への質疑

                10月4日(火)

 第6次愛川町総合計画(素案)が6月に議会側に示され、すでに議会では総合計画検討会を立上げていたので、7月には会派ごとに意見をまとめ町へ提出。町ではそれを取り入れるなど修正するか、しないかの回答が8月末にはきました。次に、会派ごとに再質疑する項目を提出し、本日、理事者側と意見を交わしました。今後12年間の町の総合計画ですので、一般質問とは異なりますが、どの会派も鋭い視点で切り込んでいて、とても参考になりました。私も議員団の一人として、子どもの権利条約を生かして、子どもが子ども自身が権利があることを自覚できるようにこの言葉を取り入れることを求めましたが、町の回答は学校教育のみならず、社会全般において「子どもの権利」を保障しているため。現行通りにするとの回答でした。そこで、ダイバーシティの推進の「現状と課題」の中に「子どもの権利条約」の文言を加えるよう求めましたが、それも内包するとして明記を避ける答弁でした。 

 

 左の絵は、私の親しい方で亡くなっ方の奥様が私にくださった絵ですが、半原公民館にて多くの人に見てもらった方がいいと、奥様に寄贈していただきました。

 

 

 

 ここ数年でようやく若い世代に人権意識が芽生え、特に遅れていた女性の人権侵害を訴える時代を迎えています。ところが、子どもの権利条約を日本が批准してから28年経過していますが、教育分野での子どもの人権を守る取り組みが遅れており、いじめや不登校など増加傾向にあります。そういう実態に町の幹部は数倍にもなっていないからとの認識はいかがなものでしょうか。子どもは子どもの権利があることさえ知らされずに大人になっているのです。まずは知らせることから始めませんか。

 

 


 今、地域要望のチラシを準備中です。10日あたりから配布できそうです。 

 


                庭に咲いた花