2023年8月21日月曜日

中津川堤防の調査第2弾

                             8月19日(土)

 9月議会の一般質問で、中津川堤防の亀裂に対しての対応を聞きますが、これは県の仕事なので町を通して聞くことになります。この問題を発見した半原の方と一緒に調査をして、町から県へ届けていただきました。最初は堤防の外側である道路に面した亀裂を調査をしたのですが、半原の方は堤防の内側の方から調査をしたら大変なことが分かったと声をかけて下さり、19日一緒に調査をしました。

 そこで分かったことは、堤防の上部1か所でコンクリが剥がれ、幅40㎝の堤防のうち真ん中20~30㎝が針金の型に30㎝ぐらいの大きな石を詰め込み、その両脇を5~10㎝のコンクリで押さえていることが分かったのです。当時、堤防を造る仕事をしていた方にお聞きしますと、100年ほど前の当時はそういうやり方が一般的だったそうです。100年ぐらい経過していれば、相当劣化するのは当たり前です。

 さらに、下流地域の方に案内され行ってみると 、もっと低い土地で、川幅は狭くなりますが、20mもあるかもしれません。釣りをしていました。14,5年ぐらい前に、山崩れが起こり、この川が堰止めされ、川の水が近くの住宅のそばを流れる用水路をあふれさせ、住宅の中にまで押し寄せることが予想され、皆避難したそうです。

  ここにも堤防がありましたが、先ほどの堤防より相当劣化していました。

  

 

上の写真は40㎝幅の堤防の中心部20~30㎝は針金の型に入れられ大きな石が入っていました。
  下の写真は川の内側の堤防は相当劣化していて、穴まで開いていました。

                さらに、その下の写真は下流域の堤防です。上部は相当劣                             化していました。