2019年4月27日土曜日

あつぎえんぴつの会の「上映とパネルディスカッション」に参加

    4月27日(土)

 午後1時15分から厚木市保健福祉センター6階で、学ぶことと生きること 県央地区に公立夜間中学の設置を! と題して、映画上映と3氏による討論会があり、どうしても参加したくて行ってきました。主催はあつぎえんぴつの会主催です。「こんばんは2」という夜間中学のドキュメンタリー映画をまず見てから、監督の森康行氏、元文部事務次官の前川喜平氏、あつぎえんぴつの会代表の3氏による夜間中学への思い入れを語っていただきました。森監督は自前でドキュメント映画を作っていて、生活費を得るためにTVの仕事をやっている時に見城先生に出会って夜間中学の話を聞き、まさに日本社会の縮図を撮ることになったそうです。前川さんは事務次官の時に、国会の超党派で義務教育機会均等法が成立するときに、自ら関わったそうです。夜間中学をつくろうと運動をしてきた代表の方は国会等に30年以上も働きかけてきたことが実を結んだといいます。

 後半、会場からは、相模原市へ夜間中学を作りたいという人が働きかけて「前向きに検討する」との答弁を得てもなかなかできない。どうやったら作れるか、と3氏に質問をしたら、前川さんは 何度も市教育委員会へ働きかけることが大事との返事。そういうしつこさが必要なんですね。

 義務教育機会均等法にもとづく各県でのアンケート調査では厚木市では100人近くいるそうです。調査は取り組み次第ではっきりします。