2022年8月19日金曜日

国は国民健康保険制度を使えにくい制度にしようとしている

     保区民健康保険運営協議会に出席

8月18日(木)国民健康保険運営協議会が1時半からの開催でした。一時はコロナで出席できないとあきらめていましたが、16日から外出できるようになったので、出席しました。

 令和3年の国保の決算です。国保課長が丁寧な説明と詳しい資料を準備してくれたので、質問は出ませんでした。私は特定健診が無料になったのに、受診者がそれほど上昇しないのはコロナのためか、と聞くと、外出控えることの影響が大きかったようです。

 今、国は保険税の赤字補てんのために一般会計からの補てんをするなと圧力をかけています。そして、いずれは国保税を高い料金設定にすることを目論んでいます。

 驚いたことに課長は、将来令和18年度までに、国保の保険税を県下で統一することを国は考えていることを話していましたので、このことで意見を述べました。本町は前期高齢者の人数は国保全体の45%ほどで、特に所得の低い人が多く、一般化会計からの補てんがなければ、自己負担がどんどん増加します。所得の高い人が多いある町では一人当たりの医療費が少ないが、こういうところも含めて統一するとなると、本町では不利になり、保険税が高くならざるを得ません。それでは、医療にかかれない人を増やすばかりなので賛成できないと意思表明しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これらと一緒に統一した保険税にしたら、本町の場合は医療を受けられない人が出てくることを懸念する、そのため、統一には賛成できないと意思表示をしました。しかし、どなたも、意見を述べる方はいませんでした。そこが残念。