2022年8月26日金曜日

今年度の総合防災訓練に在日米軍が参加とは!

      8月26日 町の総合防災訓練に在日米軍が参加

 8月23日、わが町議団は町長に対して、令和4年度愛川町総合防災訓練における在日米軍の参加に係る見解と今後の対応について(照会)という、申し入れを行いました。

 町長は今回の防災訓練は新たな防災監設置により、有意義な中身にしようと、今までの経験と実績を活かして、地球全体が異常気象が起こっている中、近くにある米軍にお手伝いをしてもらうことがあるのではないか、ということで参加の返事をもらったとのことでした。

 当初、実働参部隊として自衛隊に参加を要請したが、航空機の運用支援は困難との回答で、 県と連携して、「災害準備及び災害対策に関する県と在日米軍との覚書」により、近くの米軍に航空機の運用支援の依頼をしたとのことでした。

 


  今年は総合防災訓練ですが、在日米軍が参加し、救助・搬送訓練を実施するのは初めてのことで大変驚きました。大規模災害時には自衛隊だけでなく、 米軍も救助にきてくれるのか、と勘違いされることにもなります。

 また、在日米軍は海外遠征部隊が中心で、これまでもベトナム、イラク、アフガニスタンと海外へ行って戦争を仕掛けてきた経過があります。私は特に、40数年前、横浜の緑区に米軍のジェット機が墜落して、救助に来たヘリは米軍はけがもない兵士のみを救助し、大破したそばにいた焼けただれた幼い子ども2人や母親などは無視されたことを思い出しました。米軍は自分たちが起こした事故なのに日本人は救助しなかったのです。これまでも沖縄などでは日本人は攻撃の対象にされたりしてきましたので、人道支援の訓練といいますが抵抗があります。

 町長からは申し入れに対し、今後米軍の参加には慎重に検討したいとの返事がありました。