2022年9月11日日曜日

9月議会 一般質問では臭気対策

    9月11日(日) 9月議会 一般質問は臭気対策でした

 9月議会は8月31日から始まりました。9月議会は令和3年度町の事業の決算議会があります。本会議で2つの常任委員会へ付託され、そこで質疑をして事業がしっかりやれていたか、確認していきます。

       一般質問をするまでの取り組みと当日のやり取り

 一般質問は1日、2日とありました。私は2日の2番目でした。今回コロナ感染で自宅待機になり、自分のやりたいことを町の担当課と十分打ち合わせをすることができず電話のみとなり、結局臭気対策の1項目になりました。でも、1項目のため時間を十分使って資料を探し、養鶏組合へ出向き、直接お話を事前に聞くことができました。

 臭気についてあるかどうか、直接出向いて7軒程度聞き取りをしました。実は議会で質問をすることにしたのは、同じ町内会で双方が少し離れたところの2軒の方から養鶏場の臭気がひどいのでなんとかしてほしい、との訴えがあったからです。風の流れがその方向へ行くことが分かりました。永年住んでいる方は、臭気は昔からあるので、仕方がないと思っていて、特段町へ電話をするようなことはしていないようでした。ある方からは、臭気が洗濯物についてしまうので困るとの声がありました。別の方は洗濯物は外に干せないので、内干しにしている。また、臭気だけでなく、時たま、養鶏場から流れてくる風に乗った微粉末により、粉末が網戸につくこともあるとの切実な声がありました。

 臭気が発生するのは、堆肥化製造工程のどこかを直接伺ったことも参考になりました。どこの過程でも発生するが、特に生糞をプラントへ運んできてから1次発酵槽での処理段階でうまくいかないと、悪臭が発生するようです。

 2次発酵の段階では堆肥が製造されているところであり、風にあおられ粉末が竜巻のように巻き上がっている様子の動画を見たことがあります。この段階での臭気は脱臭装置をつけることで、解決できるのではないか、ということでその装置をつけることを町から要請するよう、求めました。

 特に臭気が発生する一次醗酵槽がある場所は露天のため、醗酵がうまくいかないと外に拡散してしまいますので、根本的な解決のためには、国の補助金を活用して施設改修するなどの対策が必要です。その方向での町からの働きかけも要請しました。