2023年11月11日土曜日

イスラエルによるガザ攻撃は中止せよ

                     11月11日(土)ガザ攻撃は中止せよ

 今、ガザ地区ではイスラエルの無差別攻撃が行われており、1万人もの人々、その中の4割は子ども、その命が奪われています。21世紀にもなって、このような戦争がまたも起こされるなんて、人間の愚かさに許しがたい憤りを感じます。

 日本共産党はイスラエルとパレスチナ問題の根本的な問題には、次のような見解を持っています。


 今回のガザ危機の直接の契機は、ハマスによる無差別攻撃です。これは国際法違反であり、人質の即時解放を求めます。同時に、こうした事態が起こった背景には、イスラエルが1967年以来、ヨルダン川西岸とガザ地区を占領下に置き、住民の強制排除を行いながら入植を拡大してきたこと、ガザ地区に対しては2007年以来、封鎖政策をとり、「天井のない監獄」と呼ばれる非人道的状態をつくりだしてきたこと、たびたびの空爆によって多くのパレスチナ人を犠牲にしてきたという歴史的事実があります。これらはすべて国連の決定と国際法に背く無法行為です。

 イスラエルがハマスの攻撃に対する「自衛権」をたてに、ガザ地区へのジェノサイドを行うことは許されないことです。

 しかしですね、私はもっと許しがたいのは、日本政府はイスラエルの行為を国際法違反と批判せず、人道的休戦を求める国連総会の決議に棄権したこと。なんて情けない。アメリカのいうことばかり聞いているとしか、思えないです。