2019年5月1日水曜日

平成から令和へ

   4月30日(火)平成から令和へと

 明日から令和元年になるということで、平成最後の・・・とか令和元年とか世間では最近やたらと新しい時代になるという期待が語られます。 確かに新しい時代になるという大みそかのような気分で大騒ぎをしています。
 新天皇の交代が平穏な形で行われることはいいことです。前回の昭和から平成に代わるとき、天皇が亡くなる前から暗い雰囲気があり、亡くなってからは喪に服すという感じがあったので、よけい明るい雰囲気が感じられます。
 でも、もう飽きてしまうほどしつこくマスコミが流すので、大事な情報を隠すには都合のよい状況にも思えます。

 よく考えてみれば、私たちは一応平和主義、基本的人権尊重、国民主権の3原則をもった憲法を持つ国に住んでいるのですが、天皇が君臨する時代を想起させるような 持ち上げ方には違和感を感じます。本当に国民にとっていい国とは程遠い現状を覆い隠すために新しい時代が始まるとして期待させるように仕向けているようにも感じます。

  
         10連休の陰で泣く人がいる
 ある読者と話をしていると、令和に移行するために10日間の連休になり、困る方が結構いるとの話がTVでやっていたと。派遣・パートなど正社員でない人は休みはうれしくない、収入が減ってしまう、3つの仕事を掛け持ちしている女性は自分はカップヌードルでもいいが、子ども3人にはかわいそう、学校がないので給食もない。仕事も2つも休みになり、収入が減るといいます。こんな状況を想定していませんでした。心が痛みます。