2013年2月16日土曜日

議会議員研修会


2月14日(木)午後2時より、町の会議室で議員研修会がありました。今回ほど、実に今わが議会が直面している問題に答えた,時機にかなった学習の場でした。
 題は、「議会改革の次のステップ~議会基本条例制定後の課題について」、講師は法政大学法学部教授・法学部長 廣瀬 克哉氏でした。

 1昨年6月に愛川町議会で制定した議会基本条例に従って、「議会意見交換会」を昨年3回実施してきましが、あまり参加者は多くなく、今年も実施するのですが、心配がありました。
 議会活動を知ってもらったり、住民のみなさんから意見をいただく機会はあるが、それを実現させることが十分でなかったのですが、議会基本条例ができたので、議会自身が積極的にやろうという意思があればできるのです。たとえば、公聴会の開催、参考人の招致、請願・陳情を受けて、住民と意見交換しながら政策形成 などはもともとあったのですが、法改正があって、さらに豊富になりました。 でも、ほとんど活用してこなかったのです。
 参考人招致は私が議員になる前、小学校給食の民営化を心配する住民で会を立ち上げ、反対の署名を集め、議会に陳情した際、常任委員会に呼ばれ、発言をしたことがあります。
 通年議会や専門的知見の活用、請願者による意見陳述、委員会の出前開催と住民との意見交換、議会による事業仕分け、議会による政策評価など。
 今後、議会意見交換会を充実させるために、地区ごとの懸案や問題になっていることなどを取り上げて住民同士でも意見交換ができるようにしたらどうかという提起には納得しました。
 それと、講師の話に質問はないかと投げかけてもなかなか出ないのは、提起の仕方がよくないらしい。
「今の話で何か分かりにくかったことや聞き洩らしたことはありませんか」と投げかければ、自然と手が挙がる
そうです。さすがです。