2023年10月12日木曜日

虐待禁止条例案 自民が撤回 埼玉県議会

   10月12日(木)

 10月に入ってからは、めっきり秋らしく涼しくなりました。 町議選の前や最中のあの暑さには、地球温暖化、沸騰化の時代に入ったとの危機感が一杯でした。今度は、もう少し秋らしさが来てほしいと思っていたのに、日中の暑さと朝夕の寒さに驚いているこの頃です。

  さて、選挙終了後の後片づけをさておいて、草ぼうぼうの農地をきれいにしないとの思いで、連休の雨降る前は草刈り、枯草やツルの片付けで疲れましたが、ミニトマトやインゲンがたくさん採れ、大収穫でした。

 昨日の新聞を見ると、子ども放置禁止の埼玉県虐待禁止条例案に反対が殺到して、自民党が取り下げたとの記事を目にしました。県議会の福祉保健医療委員会で自民、公明の賛成多数で可決され、県議会最終日の13日の本会議で可決・成立が狙われていたことが分かりました。

 自民党県議団は取り上げの理由は説明不足だとしていましたが、本当は猛烈な反対・署名運動が巻き起こっていたようです。

 9歳以下の子どもだけで公園で遊ばせることや9歳以下の集団登下校などが禁止行為にあたるとのことで、これには驚きました。これまで町議選挙の最中で、このような情勢を見ていなかったのです。

 学童クラブに入所できないことや親などの擁護者の社会的環境である早朝出勤・夜遅くの帰宅などの事情を一切考慮にいれず罰することに、反対の声が殺到したのだと思います。でも、自民党の県議団長は説明不足と言っていますが、説明尽くせば賛同が得られると思っているのでしょうか。不思議です。