2017年4月27日木曜日

怖い共謀罪法案

 4月27日(木)

 午前中は中津公民館で、平和行進の集会で歌う歌梅原司平の「折り鶴」の練習。本格的にギターやハーモニカでの伴奏で歌いました。こういうのっていいですね。


 昼ご飯を食べながら、救援新聞を読んでみました。一面は岐阜・大垣市民監視違憲訴訟原告の船田伸子さん登場。大垣警察署による市民監視・情報提供事件で、国家権力に監視される怖さを体験した話です。
 今、国会では共謀罪の審議されていますが、この法案の怖さをどれだけ多くの人に知らせることができるかで、法案の行方が決まるかもしれないとの思いがしました。
 船田さんは、大垣市上石津町に巨大な風力発電施設を建設する計画があり、大垣警察が中部電力子会社であるシーテック社に、建設に反対する住民や無関係の活動家などの個人情報を提供していたとのことです。
 船田さんは原発については反対運動をしていましたが、風力発電については全く知らないのに、それらの人間関係とその影響、個人の病気についてまで詳しく報告されていたのです。
 国会でこのことを問題にすると、警察の日常業務の一環だというのです。
 船田さんは、いつのまにか、どんな時も 気持ち悪さ、居心地の悪さに気付き、もしかしたら彼女の情報を警察に流す人がいるかもと、猜疑心がでてくるのだそうです。自由にものをいうことができなくなる社会はこうやって作られるのかもしれません。「安心・安全」な監視社会はものを自由に言えない、お互いに監視し合い、スパイ、密告、尾行など戦前のような社会を作ることになります。