2020年5月9日土曜日

8日の臨時議会で2.4億円の補正予算が成立

                5月9日(土) 8日の臨時議会は三密を避けて開催

           町内感染者の男女別・年代別を公表
  臨時議会での町長の挨拶では、県内の感染者数は昨日、1143人、町内は7人、男女別では男4人(10代未満1人、40代1人、60代1人、70代1人)女3人(20代1人、60代1人、70代1人)ここまで報告がありました。
 PCR検査は総合防災センターで5月4日から検査が可能になり、日、月、火、木の午後1時半よりドライブスルー方式で行われるようです。

         三密を避けての臨時議会のやり方       娘からのプレゼント
 8日午前9時から、愛川町臨時議会がありました。その前7日に役場へ行って団会議では臨時議会でいかに密を避けて議会を行うか、事細かく最初の全員協議会は全員で、臨時議会の開会宣言、町長の挨拶の後、会派ごとの質疑順番を決めており、質疑者以外の議員、答弁側の答弁以外の理事者は退席して、我々は会派ごとの会議室で聞きました。
 このように順番ごとに暫時休憩をとるので町の専決処分に対しての質疑で私が3番目に終わった時には11時、その後、補正予算案の質疑は会派ごとの質疑内容の調整を経て、午後は1時45分から。終了は3時15分ごろでした。

             補正予算の中身
 補正予算では国の一人10万円のりんじ特別給付金の他、2億4千万円の予算案は8日の町長の記者会見で明らかになっていました。その詳しい説明で、町独自の施策が会派や町民の声を反映させたり、町の叡智を結集させたりした中身が現われており、忙しい中、各部署での取り組みには感謝したいですね。
 

     町独自の補正予算は国の施策を補い、安心して自粛生活できるように

 今回の補正予算で大きかったのは、中小企業・個人事業主への支援金で、1億4800万円で、国が持続化交付金は売り上げの50%以上減収にならないと申請できませんが、
これを町では要望に応える形で、売り上げの30以上減少した企業などに業種を問わず、一律20万円の支給。町では740件を想定。         
                              うちの庭の花
 その他に、水道料金では町民、事業者へ基本料金の半額補助、準要保護世帯へ1世帯当たり一律1万円の支給、1人親家庭へ1世帯当たり一律2万円の支給(児童扶養手当受給世帯)、国保では傷病手当を感染やおそれのある加入者に給与の支払いを受けられない人へ、1人暮らし高齢者へはマスクを1世帯へ5枚民生委員・児童委員を通じて配布(これは町内の事業者から寄付されたマスク)。不安・ストレス抱える小中学生全員へメッセージ付きの植木鉢を贈呈(これは町内の花屋4事業者へ委託)など、国・県の取り組み以外は企業からの100万円の寄付をもとに、いのちを守る基金を創設し、その中に財政調整基金から3000万円入れて、今後もこのような事態には即活用できるようにしました。
  
 財源には特別職の給料3か月分(町長20%、副町長15%、教育長10%分の6月~8月まで)の給料等カット分(108.8万円)や議員16人の報酬3か月分の10%分(167.3万円)合わせて276.1万円もあて、あとは財政調整基金を当てます。
 

 それでも大変な方はぜひ、声をあげてほしいと思っています。
 申請手続きが必要な場合やそうでない場合もあるので、町は今後一覧表にして5月中にメール便で各家庭に届けるそうです。 
申請には電子申請もできるものがありますが、町のマイナンバー登録は15%程度6458人とのこと、国は増やそうとしていますが、そう簡単ではありません。