2017年9月8日金曜日

北朝鮮危機から考える

    9月8日(金)

 北朝鮮がミサイル発射や6回目の核実験。これをめぐって、アメリカと北朝鮮との軍事的緊張が高まり、エスカレートしている中、偶発的事態や誤算による軍事的衝突が起こる危険が強まっています。

 安倍首相は制裁一辺倒ですが、これはやはり、対話での解決を求めていくことが必要と、共産党は主張しています。みなさん、どう思いますか。

 9月初めには各地で、北朝鮮のミサイル発射などに対して、Jアラートで知らせて、腰を低くし、頭を覆う訓練や、建物に身を隠す訓練をしていましたが、何に対して行動するのかあいまいな中、どうやって身を守るのか、疑問が残ります。


 安倍政権は、北朝鮮問題で国民の危機をあおり、軍事拡大路線にまっしぐらです。防衛省は、北朝鮮問題に合わせて、「ミサイル防衛」関連経費を1791億円計上しています。
 
  防衛装備庁が一部装備品の導入から廃棄までの経費総額を公表しました。たとえば、オスプレイは1機100億円前後で、維持費は年間13億円もかかるとか。無人偵察機グローバルホークは約200億円。年間維持費が42億円、これらはアメリカからの輸入だそうです。オスプレイも偵察機も本当に必要なのか、疑問です。アメリカに言われて約束したのではないか。こんなお金があるのなら、教育や福祉に回してほしい。