2016年1月28日木曜日

県央地区農業連合会特別研修会

  1月28日(木)

 朝8時半前に集合して海老名市役所へ。今日は県央地域の農業委員の研修会でした。
農業委員会の改正により、どのように変更したのかの研修です。農業委員の選挙はなくなり、町長による農業委員の任命、そして農業委員会による農地利用最適化推進委員の委嘱を行います。
 全国で農業委員の選挙によって選ぶことになっているのですが、実際はごくわずかでほとんどは選挙によらない同数で選ばれているので、変えようということになったようです。でもそれは違うと思います。教育委員も始めは選挙でしたが、任命にされてしまいました。本当に必要な時にはできなくなります。

 農地利用最適化推進委員は現場の仕事をやり、農業委員会は推進委員の声を聴き判断をする、というような感じです。ではなぜ改正をするのか。農地利用の最適化、つまり担い手の集積化、耕作放棄地の発生防止・解消、新規参入の促進をすすめるためというのですが。

 TPPが実施される前に農地を集積し、対抗しようというのでしょうか。アメリカなどに対しても規模が比べようのないほど小さいのですから、無理でしょう。