2016年10月25日火曜日

高薬価支える製薬企業優遇

  10月25日(火) 高薬価支える製薬企業優遇

昨日の赤旗日刊紙14面には、上記のこんな見出しの記事がありました。超高額の抗がん剤オプジーボの問題を機に、高すぎる薬剤費の引き下げが焦点になっているとのことです。オプジーボは日本企業が開発した新薬で、2014年9月に初めて皮膚がんの一部に保険適用され、15年末には肺がんにも適用。体重60キロの人で年3500万円もするが、自己負担以外保険財政からでます。

 当初患者は470人から数万人に広がり、薬価の改定はされなかったそうです。日本のオプジーボ100グラムは日本は73万円、アメリカの2.5倍、イギリスの5倍といえば、異常なほど高い。薬価は薬価算定組織が算定し、中央社会医療協議会で決めますが、議事録もなしでは事後検証もできない、製造原価も研究開発費も企業のいうまま、60%の利益率加算まで行う大判振る舞いと共産党の小池晃書記局長が参院予算委員会で批判、もっと下げるべきだと追及していました。