2018年2月18日日曜日

「介護保険のいまと未来」を考えるつどい

  2月18日(日)「介護保険のいまと未来」を考えるつどい

 私は国民健康保険の問題ばかり取り組んできましたが、介護の問題も大切です。3年に一度の改正が行われて、また保険料の変動があるかもしれません。
 今日のつどいは、東神奈川で行われました。前半はシンポジウムで、保険の利用者、事業者、職員など様々な立場から介護問題を語り、掘り下げてくれました。後半は元大阪の職員で介護保険の事務を専門に担ってきた方で、今は大阪社会保障協議会、中央社保協介護部会委員で、とてもわかりやすく話してくださいました。

 介護保険は2000年から始まり、全国の話ですが保険料は第1期は平均で2911円、第2期は3293円、第3期は4090円、第4期は4160円、第5期は4972円、第6期は5514年になるようで、第9期2024年から26年は8165円になるようです。

 実際に介護保険を使う人は18%、保険料はずっと払い続けるが、使わない人が82%も います。しかも、保険料はどんどん高くなります。もう、介護保険は財源的、制度的に限界にきています。公費は増やさず、保険料はもう限界、給付は削減、負担増。2017年度政府予算97.45兆円の国庫負担は2.53%、2.47兆円しか出していない。公費を上げなければ、国民はやっていけないところまで来ています。軍事費はうなぎのぼりなのに、こうした社会保障は削減、負担ばかり。介護労働者は安い報酬で続かず、やめる人が多いなか、団結して、改善させる取り組みが必要です。