2014年10月8日水曜日

視察から帰ってきました

10月8日(水)
6日の午後から出発して、この日は仙台に宿泊。7日は蔵王町で、議会改革について、特に通年議会について、蔵王町さんの都合もあり、中能登町議会と合同で話を聞きました。通年議会は平成21年1月から採用し、周辺の議会にも広まっています。議会の定例会は通常年4回ありますが、その時以外は閉会してしまい、その時に災害や不祥事があっても議会は何もできなくて町民から、議会は何をしているのか、とせめられたことを契機に、通年議会を検討し、通年議会制を採用したそうです。通年議会と言っても、3,6,9,12月議会は一般質問を行いますが、その間に執行部側から議会開催の要請があったときに休会中だった議会を開催します。よく首長と風通しをよくしていくことが大事だと強調されていました。
 8日は山形の尾花沢市には商工業と観光物産事業について伺いました。かつては3,3万人もいたが今は1,7万人と半減していますが、冬季は2メートルもの雪を逆手に取ってゆきごろうとシンボルキャラクター、スイカを名産にして、商品として売れないスイカをスイカサイダー、摘果したスイカを使っての商品開発、化粧品に使えないか、研究中とか。工業団地への誘致もありますが、なにしろ愛川町の10倍以上も広い面積で、ほとんど山と田畑が中心です。そばも多く、昼食にはそばをいただきました。帰りの新幹線で、車中から眺める収穫し終わった水田がどこまでも続く様子に東北はまさに食料の宝庫なのだなあと感心してしまうばかりでした。