2014年10月4日土曜日

厚木愛甲環境施設組合の視察

10月3日(金)
前日に議会だよりの原稿を作成していましたが、終わらずやっていました。途中で、午後からの視察があるので中断。
 木下議員の車に乗せてもらい、厚木市役所へ向かいました。12時50分出発で、東京のふじみ衛生組合へ視察。資料で驚いたのは、ふじみ衛生組合は調布市が22万4千人と三鷹市が18万1千人で合計40万5千人、ごみの排出量が一人あたり1日738グラムと751グラム(24年度)で、こちらは厚木市22万5千人、愛川町4万1千人、清川村3千人合計約27万人で、1日あたりのごみ排出量は962グラム、922グラム、802グラムでした。
 場所は調布市の端ですぐ目の前が三鷹市役所でした。敷地が広く建物の周囲は木が植えられ、大きな建物のそばに直径10メートルの太い煙突が100メートル。中身は2本の煙突と臭突の3本入っています。
 公設民営のクリーンプラザふじみという名称で、昨年4月から開始。当初から反対の市民を巻き込んでの市民検討会で、どうせ作るならいいものをと議論を重ねて作られたそうです。全く匂いもなし、清掃工場というイメージがありませんでした。
 総事業費101億円、運営費は年6億円、委託料は2.5億円(組合が支払う)、不足分は売電収入3.5億円(事業者分)で20年間の契約、事業者は一般競争入札3社の中から総合評価でJFEエンジニングに決定。市民の声を元に作り上げたので、パブリック・コメントで反対する人はいませんとのこと。処理施設は30年持つのですが、20年の契約で、その後また新たに作ることになるので、その検討に入るようです。全く新しいタイプの処理施設でした。ただ、焼却灰などはエコセメントにしています。エコセメントは問題ないのでしょうか。日の出町の最終処分場に少しでも入れる量を少なくするためですが。