2017年7月24日月曜日

教育委員会7月定例会の傍聴に行ってみて

         7月24日(月) 教育委員会7月定例会

 道徳教科書採択に関しての教育委員会が今日開かれると聞いて、議員団会議を後にして3人で傍聴に。5,6人の若い人がいたので何事かと思ったのですが、それは教科書会社の人とのこと。
 傍聴席はこういう場合は多くとるようです。

道徳の教科書について、 現場の声など先生方の意見は愛甲地区では光文書院が全会一位でいいとなったそうです。これに対して、教育委員から様々な質疑がされ、答弁されていました。

 最後のほうで、梅沢委員は私見として、道徳は戦前の修身の再現となり兼ねないので、自分は反対。でも教科書を見て不安はちょっと和らいだ。本町は10数か国の子どもがいる。今はグローバル化の時代。そして、格差社会。多文化共生の観点から敬意を表したい。
 子どもの問題行動が出ると道徳教育の充実が言われるが、減らない。教えあっても行動できない。分かり易い発問、流れがシンプルなどの評価があるが、とかくこういうものは誘導的になりやすい。これを変えるのは教師の指導力。習得、育成、考えが大事。人間性の涵養(周囲の大人たちが実践する中で、考え、学び合うこと)。すばらしい発言でした。
 以前、犬山市の教育委員会の視察をしたことがありますが、教育委員には大学教授がいたので、そういう方がいるといないとでは違うなと感じていました。