2017年7月17日月曜日

市民と野党のつどい

 7月17日(月) 市民と野党のつどい


 政治危機と私たちの選択 憲法と民主主義を守る大結集をと題した講演会、「市民と野党のつどい」に厚木市文化会館へ行ってきました。 講師は法政大学の山口二郎氏で、とても明快な語り口で理論整然と話されて1時間があっという間でした。安倍政治の危機的状況の解決は選挙しかない、政権交代は野党共闘による受け皿を作ること、究極の目標を問題にするのではなく5年先の日本をどう立て直すか。自公勢力との政策の違いを出すことが大事で、段階的脱原発や北朝鮮問題の解決は戦争をさせないための政治的解決を求めることなどの方向性を示しました。

 その後、16区の4野党の 代表から各5分程度の挨拶がありました。都議選の結果後、世論調査では自公政権の支持率が30%を割り、不支持率が高まるなど思いがけないほど逆転した結果をみると、安倍首相はすぐには解散には応じることはありません。そのなかで、16区でも野党統一候補をどう調整するか、今後の市民の働きかけ次第でもあります。

 それにしても、山口さんはこれまで民主党時代から支持してきて、なじんできた政党に対し、だいぶ厳しいことを述べていましたが、やはり新進党に変わってほしいとの思いが込められているのでしょう。