2017年12月12日火曜日

国政予算要求交渉に参加

 12月12日(火)
                            11日は国政予算交渉に参加

12月11日(月)は朝から晩まで、国政予算交渉に参加してきました。 参加する人が少ないとの情報もあり、私が出した要求「宮ケ瀬ダムの決壊による水の流れがどうなるか、シミュレーションをしてほしい」というものでした。しかし、これはすぐにということではないので後回しになりました。その他の切実な要求項目について、農水省、文科省、厚労省、(外務・防衛省、厚労省は2つに分かれ私は厚労省に参加)、国交省と5回の要求交渉でした。事前に県委員会が県内各地の要求項目を取りまとめたものの回答をいただき、それに関する質問などをしていきます。
 今回の交渉は選挙があったので遅れ、今の時期は12月議会中で参加者が少なかった感じがしました。全体的に県議団や各地の議員の鋭い質問や追及で、受ける官僚側は30代、40代、一部50代も見かけましたが、若い人が多かったですね。

 特に、文科省に対して、平成22年度に出された定数改善年次計画が実施されていれば2016年度には中3まで35人学級が完成し、2018年には小学1・2年生が30人学級になるはずだった。ところが、財務省の反対で阻止されてしまった。この計画は生きているのかとの問いに、いきているというわけではないというので、驚きました。
県委員会の要求は、定数改善年次計画を策定することですが、明確な答弁はなかったと思います。

 こちらは、特別支援学校にだけ設置基準を設けていないために、課題規模・過密が解消されずに放置されていると分析し、特別な手当をするよう求めたが、全国で3430教室が不足している。それをまず解消するのが先との答弁でした。
 しかし、元教員の方が最低基準を設けることが必要と力説。予算の増額を求めました。