2015年12月8日火曜日

教育民生常任委員会での陳情審査

  12月8日(火)  太平洋戦争開始の日

 この日は太平洋戦争開戦の日。新婦人では毎年赤紙を配布していました。今年もどこかの街角で赤紙を配布していることでしょう。特に今年は戦争法が強行採決されたため、自衛隊が海外に派兵され武器を持って戦う恐れが出てきました。


          教育民生常任委員会の陳情審査

午前9時から、教育民生常任委員会の陳情審査。5本の陳情を審査するのに、随分時間がかかり終了は12時でした。

 初めに、手話言語法制化を求める陳情。陳情者と手話通訳者、その他に傍聴人が3人来てくださいました。こういう人たちが来てくれると張り合いがありますし、詳しく思いをお聞きすることができます。全員が採択に賛成。昨年は理解が進まず採択にはいたりませんでした。

 県、国に私学助成の拡充を求める陳情では趣旨了承。不採択に近いものです。授業料は国や県でそれに相当する助成があるので、施設整備費やその他の費用はしかたがないのではないかという声が大勢。

 医療・介護の従事者の労働環境改善と医師、看護師、介護職員の大幅増員の陳情は労働環境改善のみの一部採択。
 介護従事者の勤務環境改善・処遇改善では3項目あり、1項目はわかるが後の2項目実現にはむりがあるので趣旨了承になりました。

 委員長としてやっていて、虚しくなりましたが、しかたがありません。せめてもの救いは、手話言語法制化は採択、安心安全の医療・介護の労働環境改善に対して一部採択になったことです。
 

         平塚で、日本共産党演説会

 午後2時半から、平塚市中央公民館で日本共産党演説会。国会議員の梅村さえ子さん、参議院神奈川選挙区予定候補のあさか由香さん、参議院比例代表候補の椎葉かずゆきさんの3人のお話。

 国会議員の梅村さえ子さんは昨年当選した新人ですが、戦争法成立後やその後の様子をぐいぐいひきよせる話術で聞かせてくれました。
 26年も市民運動に携わってきたという人で、さすがでした。地域のママたちと保育問題、駅にエレベーター設置など取り組んでも実現できず、とうとう蕨市の市長を変えることで実現したこと。どんなに取り組んでも政治をかえることができないと思っていたのにできたのですと。

 衆議院選挙で共産党議員が8人から21人倍増したことで、国会での質問時間が大幅に伸び、こういう流れから、戦争法案廃止の国会前行動と法案強行採決への抗議、その後の10時間後に戦争法廃止のための国民連合政府の提案を中央委員会総会を開いて決定したことなど、共産党国会議員団の力に勇気をもらいました。来年の5月3日までに2000万人署名を集めよう、愛川でもその一翼を担うために、力を尽くそうと決意をしました。



予定候補2人のお話も新鮮でさわやか。若さ溢れる話に聞き入りました。

 椎葉さんの横浜緑区の米軍ジェット機の墜落事故で亡くなった1歳と3歳のうち、1歳のことは同じ年。今から38年も経ってしまいました。この時自衛隊は米軍兵だけを助けて日本人は無視。その姿勢は今も同じでしょう。