2017年3月12日日曜日

東日本大震災と原発事故は忘れない

 3月12日(日)


11日は東日本大震災、そして東京電力福島第1原発事故から6年を迎えました。この日を忘れまいと、昨日は福島原発事故現場と官邸の動きをリアルに再現した映画を見ました。悲しい大災害を忘れないように、14時46分には町長からの黙とうの呼びかけに応じました。
 今でも、6年前のこの時、議会の現地調査で菅原小学校へ着くところでした。地震で車が動いているのか、地面が動いているのかわからないほどのショックでした。その後、庁舎に戻ってみると、TVに映し出された、東北で津波が押し寄せてくるのを、かたずをのんで見つめていたことを思い出しました。


 災害を止めることはできませんが、原発事故は人間がつくったものだから止めることができます。一度起きてしまった原発事故によって放出された放射線は、今後計り知れないほど、人間の体を蝕んでいくかもしれません。今後、子どもたちの体に蓄えられたセシウムの影響を注視していかなければなりません。
 事故の福島原発は全然手を付けられず、収束とは程遠い状況です。政府は周辺住民を帰還させ、賠償や住宅補償を3月末で打ち切りにする方針です。原発事故は国と東電の責任です。生業をもとに戻し、安心して暮らせる住宅に住んでもらうようにするのが政府の役割でしょうに。南相馬市から県内・愛川に移って、原発被災者として裁判を起こしている人たちに頑張ってほしいです。



伊勢原市へ行ったときに見た桜の花でしょうか。あまりの美しさにみとれてしまいました。