2018年6月1日金曜日

常任委員会の陳情・請願審査はやりがいがあった

  5月31日(木)常任委員会の陳情・請願審査

 一般質問が終わって翌日は陳情・請願審査があるので、前夜はその準備をして備えました。午前は私の所属する総務建設常任委員会で、まず初めに、所得税56条の見直しについての請願。鈴木議員が紹介議員。井上議員は委員長。私は委員なので、発言して請願を採択させたいとの思いがあるのですが、これまでほとんどの議員は趣旨は分かるがといって、不採択としていました。

 決を採る前に、理事者や請願人、事務局、請願陳述者からの質疑、それから自由討議となりますが、私は議会基本条例にあるように活発にしたい、これまで自分の意見を述べるだけで終わることが多いことに不満を持っていました。議員の真実の声を聞きたいと、自由討議でこれまでの議員の意見に対して、これはちがうのではないか、と3人に反論をしました。それからまた相手から反論があり、これを何度も繰り返し、本当の姿が見えてくることが分かりました。実は相手はあまり請願の中身を理解していなかったのでした。おわってから、56条と57条について詳しいことを知りたいという議員がいて、それについての情報を知らせることができました。

 午後からは、教育民生常任委員会に出された請願審査の傍聴をしました。年金者の会から、年金支給の隔月支給を毎月支給にしてほしいというものです。これも昨年に出されているので、同じ結論だと思いますが、やはり自由討議で鈴木議員も反論を試み、中身の濃い自由討議となりました。終わってから、年金者の会の傍聴者に聞きますと、これまでより面白かったという声が返ってきました。