2020年1月21日火曜日

中央養鶏組合を訪問して

          1月21日(火)中央養鶏組合を訪問

 1月9日の商工会賀詞交換会に参加されていた中央養鶏の彦坂組合長に、臭気の問題で常日頃住民から苦情を受けていたことから、臭気対策の件で話をしました。そしたら、翌日、担当の方が私の留守に来られました。そのあと、私は中央養鶏組合を訪問したのですが、担当の方は留守だったので、黄色い煙のように舞い上がっている動画を渡してきました。そしたら、その後、また留守電がありました。そこで、本日、電話で直接お話をしたいと日程を開けていただきました。
 
 担当の方は地域の方に申し訳ないとして、黄色い粉塵の理由や、なぜ臭気が出るのか問題点を話されました。臭気対策として、鶏の飲み水にバイオ発酵Kを入れて整腸作用をよくし、糞の臭気を減らすことや糞尿に直接フミン酸などかけて臭気を抑えているが、水分調整がうまくいかず、嫌気臭が残ることがあるといいます。糞尿を乾燥させ肥料にする過程で、発酵槽の温度が70℃以上になるよう常にチェックをしている。役場やどなたかの指摘で問題が起きた時にはすぐ調べるが、何かやるべきことが忘れていたりしているので、臭気を感じた時にはすぐ教えてほしいと言われました。
 毎日鶏糞は60K~65K出る.肥料がよく販売されている時期は在庫がなくなるのでいいが、使用されない時期にはプラントで熱処理・縮小して、肥料を作る際に混ぜているので、肥料は増えてしまうとのこと。在庫調整も苦労されていますね。

 黄色い粉塵の対策として、その小屋の周囲を9メートルの高さのカーテンで仕切って、外に出さないようにしようと、見積もりを取って今年度中に設置する予定であることを話されました。組合長から指示を受けたとのことでした。素早い動きに驚きました。住民の皆さんとの共存共栄を目指しているとの言葉に、少し安心しました。