2020年1月23日木曜日

出初め式のち,あつぎ市民発電所通電式

    1月11日(土)
          出初式
午前9時少し前に家を出て9時10分ごろに到着。9時30分より出初式でした。それほど寒くない朝でした。第1部は消防団・消防署職員と地域消防隊やクラブなどの参加で、賑やかでした。特だねは田代消防団に女性が3人参加と消防職員によるはしごを使った曲芸。これはすごいですね。

        あつぎ市民発電所通電式

 午後1時半より、厚木文化会館であつぎ市民発電所の通電式があるので、急いで出かけました。総勢120ほどの参加で、その内容に豊富さに圧倒されました。
 昨年、厚木の農場の上にソーラーパネルを隙間を開けて配置し、その下にサツマイモやジャガイモなどを植え付けて収穫し、電気も「みんなの電気」に売電するそうです。
 実際、通電式は農場で午前中に行われ、午後は設備紹介と記念講演会でした。この農場で採れたジャガイモやサツマイモは愛川町の小学校給食に使われているとか。知らなかったなー。
最初、あつぎ市民発電所理事長の遠藤睦子さんの概要の話があり、そのあと農場の落合さんの話で、先ほどの給食に出していることや、サツマイモを粉にしているとか、イチジクの葉の利用、ビーツを粉にしてパンやクッキーを作る計画があります。面白い企画ですね。
 市民エネルギー千葉の代表の方の話の後、東さんの知り合いである加藤登紀子さんの娘で、やえさんの半農半歌手の農業生活と歌を披露してくださいました。とても素敵な歌声でした。
 やえさん夫婦は鴨川自然王国を父親の後を引き受けてやっていますが、実は害獣に悩んでいるそうです。
 ここでエネルギーを発電して、今営業しているカフェを営みたいと。
 お父さんの言葉で、人生で大事なのは健康と良いともだちだと。また、水と風(空気)。やえさんもソーラーシェアリングの話でした。

 次に、坂田雅子さんという映画監督の話で「モルゲン 明日」の映画の紹介。
 坂田さんの話は福島の原発事故後、3か月で自国の原発廃止を決断したドイツ、同じ敗戦国なのに何が違うのか知りたくてドイツへ行ったら、あの第2次世界大戦でドイツの戦争に対して、徹底的な反省をしたこと、それは1980年代の学生運動で過去と向き合ってあるべき姿を探ってきたこと、環境を守ることも一つで、ある小さな村の反原発運動では10年も法廷闘争で勝ち、それが波及。間違った戦争への反省は歴史教育にも影響し、徹底した平和教育でその内容は10ページにもなり、実地体験もさせているとのこと。それが日本と違うことなんですね。確かに、その通りです。

 その後、交流会では市民電力連絡会の方、建部さんから相模原市の取り組み、町田の市民発電所の取り組み、川崎地域市民エネルギー協議会が公共施設での屋根貸し事業、江戸川区の山崎さんから・・・足温ネット、大和の小宮山さんの話、最後にみんなの電力の紹介で終了、4時まで。終了後、急いで帰り、消防団の新年会に参加。