2019年11月5日火曜日

第47回神奈川自治体学校に参加

   11月4日(月・休日)神奈川自治体学校に参加

 横浜市健康福祉センターで第47回神奈川自治体学校があり、参加してきました。今回は横浜など台風の被害などで自治体職員が大勢その対応に追われて参加できないようで、ちょっと少なかったようですが、午前の部の記念講演と午後の分科会に参加して、満足して帰ってきました。
 記念講演は「形骸化する生存権保障と貧困問題ー憲法を活かし格差と貧困に対応するためにー」で、講演者は著書「下流老人」などで有名な藤田孝典氏。37歳という若さで、
聖学院大学客員准教授、NPO法人ほっとプラス代表理事。貧困問題に焦点を当て、どうやったら解決できるか、社会や政府に訴えて行動していかなければ解決しない。すでに、日本は自分の稼ぎで食べていけない人を助けてあげる必要はない、と思う人が38%で最高
、次いでアメリカが28%、イギリスが8%、フランス8%と低いのです。自己責任論に陥っている日本の国民の中で、克服するのは大変ですが、高齢者のみなさんが頑張ってやってくれて、これを若い人が引き継いでいくとの話でした。

 午後からは、「超高齢化社会を迎えて交通問題から何を学ぶか」
基調報告の後、各地の先進例3つの報告後、各自の質疑など。歩道橋を撤去させたいができないという声に、撤去させた事例をあげて交流があり、これには私も東中前の歩道橋の話を出しました。先進例を見習って取り組みたいです。
 あとは、地域のコミュニティバスなどの取り組みの交流がありました。