2018年10月30日火曜日

大塚下企業団地の昭和エーテルの訪問

   10月30日(火)大塚下団地企業の昭和エーテル(株)の訪問

 議会総務建設常任委員会で、昭和エーテルさんを訪問してきました。もちろん議長の特別のはからいです。
 エーテルと聞いても化学薬品ぐらいの認識しかありませんでした。ジエチルエーテル、ジブチルエーテルの生産やアルコール製剤など、もっと驚いたのは、インフルエンザワクチンの精製用原料も作っているとのことでした。インフルエンザのワクチンの中に入っている不純物をエーテルで取り除くそうです。社会的貢献をしているのですね。

 当初は川崎で、戦時中ということもあって、爆弾の火薬原料などもつくっていたそうですが、周囲がビルなどができ、出ていかざるを得なくなり、地下水があって中津飛行場を知っていたこともあり、工場を愛川町に移したそうです。

 一通りの説明の後、工場見学をさせていただきました。従業員25名ほどで、それほど大きな工場ではありませんが、危険な薬品を扱う工場なので、もし危険なことがあったらすぐ対応できるようにしていました。
 でも、この地は元田んぼで、流動化する可能性があり、大雨が降ったら冠水するそうです。そういう心配のことが話されました。