2018年10月18日木曜日

ソーラーシェアリング講演会

   10月18日(木)ソーラーシェアリング講演会

 午後6時半より、厚木市文化会館で地域から生み出す自然エネルギーと題する講演会がありました。講師は城南信用金庫顧問、原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連)の吉原 毅さんで、これはとてもいい企画で是非聞きたいとの思いで行ってきました。

 これまで愛川映画の会で、原発事故についてとそれに代わる再生エネの上映会を開き、学習をしてきました。厚木市民は具体的に自分たちがエネルギーを作っていこうとの決意で、取り組んできたそうです。畑の上にソーラーパネルを置いて、作物の収穫量を減らさずに太陽光発電をするのです。全国1500か所以上で行われています。
 私も議会でソーラーシェアリングについての質問をしてきましたが、否定的な答弁でした。ところが、厚木市は環境政策課はやりたいと言ってくる団体がなかったのでそのままになっていたが、応援するとのことで対応の違いに驚きました。


 吉原さんは福島の原発事故で世界の国は危険な原発をやめて、再生エネルギーに転換しつつあるのに、事故を起こした日本がまた再稼働している。小泉元首相は首相の時、原発は安全で安い、空気を汚さないと信じ込まされてきたが、勉強してすべて嘘だったと分かった。罪滅ぼしに原発をなくし、再生エネの運動を歴代元首相たちと会長を吉原さんにして、原自連を作って活動しているとのこと。これまで原発賛成の日経が少し論調が変わってきたそうです。外国では2030年までに再生エネを50%まで引き上げる計画なのに、日本はまだ原発を基本電源として22%以上にする。それをやると全ての原発・老朽化した原発も再稼働せざるを得ないのです。
  原発に反対して再生エネに切り替えることは自分は保守だが、保守、革新との闘いではない、命、暮らしを守ることなのだと強調。

 最後に厚木市民発電所の概要の説明があり、終了後に私は早速入会し、1万円の出資をしてきました。来年に、会員さんの畑の上にパネルを置いて、その下にさつまいもを植えて収穫をする計画です。今から楽しみです。